だが、工藤は「ごく普通の学校ではダメですよ。 その後、段階的に宿題をなくしていき、4年目を迎える頃に「全廃」に踏み切りました。
「麹町中は、戦後約20年も東大合格者数トップを誇った都立日比谷高校への合格者を多く輩出してきました。
ここまで紹介してきた数々の改革で理解いただけたと思うが、工藤校長はこれを許さない。 果たして学校の「当たり前」をやめることができるのか? 私は前のめりに頁を繰った。 目的のないものや、ましてや本来の目的を阻害しているものは、いくら「慣習」「通例」出会っても廃止に踏み切るのだ。
17塾の講師となるのは東大、理科大、上智大などの名門校の研究室に声をかけ、校長が「一本釣り」をして招いたという学生達。
当初、私が宿題全廃の方針を示したことに、一部には疑問を持ち、抵抗感を示す教員もいました。 『』(多田慎介著、ウェッジ)も話題に 分かっている人にとって「宿題」は無駄な作業 全国津々浦々、どの学校でも宿題が出されています。 学校に来たら世の中が嫌いになって、大人になりたくないと思われる学校にはしたくありません。
7そのとき、「作業」を淡々とこなす際の脳は、ほぼ思考停止状態で、早く終わればいいなと、「やらされている」気持ちで一杯になっていたのではないでしょうか。
昔とは違うから、ただ京都や奈良に旅行に行くだけでは学びの意義は薄い」と話す。 これは大人が使うような、いわゆる「能率手帳」を生徒一人ひとりに持たせ、毎日のスケジュールを書き込み、メモを取り、情報を管理させるというもの。
2東京の公立中学では数学と英語については習熟度別の授業をもともとやっていますが、それでも全員の生徒を救えないんですよね。
それでも学力はアップしていると言う。 もしミネルヴァ大学みたいに全ての授業が双方向で行われる学校が増えてきたら、生徒を評価する基準が変わりますからね。 そして2014年、麹町中学校の校長に就任。
3その点、キュビナは生徒の理解度にあった進め方をしてくれますからね。
工藤校長が指摘する課題も認識していたという。
皆さんも素敵な1日を!. 学校で宿題を出されて子どもが勉強机に向かっていれば、勉強の習慣が付くと、保護者は安心するに違いありません。
これが日本教育の課題です。
そこで生徒会には何度も話し合いをさせました。
それに対して全員担任制は、文字通り教員全員がチームを組んで、生徒にとって最適な対応ができるようにするものだ。